【福西ねこクラブ活動報告】
福西ねこクラブでは、昨年10月以降100匹以上の野良猫たちに不妊手術を行うことができました。
補助金を申請したり、福岡市の助成を受けたりなどしながら1匹の費用負担を減らすことでたくさんの野良猫たちが手術を受けることができています。
その他、今や社会問題とも言える『多頭飼育崩壊』が、ある地域で発覚した際にはその猫たちのフードの支援をしたり、高齢者の方の現場で増えた猫たちの手術などを負担したりしています。
また、昨年夏にはボロボロの状態で保護した猫が『横隔膜ヘルニア』で手術費用含めて保護医療費だけで15万円近くかかり、その猫の医療費を寄付金にて補填させてもらいました。
福西ねこクラブではボランティアさんの協力のもと日々活動を続けています。
今後も地域猫活動に少しでも助力していきたいと考えています。
活動報告Instagram
【この取り組みについて】
私たちはペットフードの販売を通して、様々なワンちゃんやネコちゃん達との出会いがあり、その中で保護活動、殺処分ゼロ、不妊治療活動(TNR)などのお話を伺うことが多々ありました。
私たちの住む福岡市でも 2009年から「福岡市動物愛護管理推進実施計画」を策定し、殺処分ゼロを目指した取り組みを始め、ワンちゃんのさっ処分は実質ゼロとなりました。
しかし、ネコちゃんは年々減少しているものの、現在も多くのネコちゃんが保護されその半数近くが重篤な病気を理由にさっ処分されています。
また、福岡市内では1年間に約5,000匹もの猫の死体が路上で回収されており、その多くは飼い主のいない野良猫です。
この現状を知り、少しずつでも私たちにできることがないか、と強く思うようになりました。
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