工場にて品質改善に向けた打合せを行いました
2021.12.9
華ちゃん犬猫すこやか本舗、ショップ責任者の島田です。
平素は、格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
「うまか」と「やわか」を作っている工場にて、品質改善の実施状態の確認や、さらなる改善のための打ち合わせを行いました。
■工場の衛生管理をチェック!
製造の現場に入るには、眉毛やまつ毛を刷毛ではたいて落としてから、キャップ、白衣、マスクを着用しなければいけません。
そして履物を専用の長靴に変え、コロコロのローラーで全身の埃を除去。
次に30秒の手洗いを2回した後に、消毒液を手に擦り込みます
まだまだ続きます!
今度はクリーンルームという強い風が出てくる小部屋で、30秒ほど両手をあげて2回転して埃を飛ばします。
さらに外に出てからもう一度コロコロで全身の埃を取って、ようやく製造エリアへ入ることができます。
衛生管理に関してはここまで徹底しております。
■フードの品質改善について
「うまか」「やわか」は華味鳥の新鮮な生肉を使っているため、水分を多く含んでおります。
この水分の調整は機械ではできず、職人が日々調整を行っております。
そのため、同じ日に同じ原材料で作っても、朝のものと夕刻のものでは生肉の状態に変化があるために見た目の品質にブレが出てしまいます。
そこで工場内に「低温ルーム」新設させていただきました。
これからは華味鳥の生肉をそこで保管することで状態を常に一定に保てるようになり、品質改善を図ることに成功しました。
■包材と封入の改善について
袋に詰めた状態の「うまか」は、粒が浮き出るピッチリとしたものから、袋内に余裕があるものまでブレがございます。
まずは包材のチャック、材質を変更してより安全にお届けできるようにいたしました。
さらに私たちは充填方法に着目し、「窒素充填」を行うことにいたしました。
これにより、均一に袋に充填できるようになり、より新鮮な状態を保てるようになりました。
さらに「やわか」については水分量が多いため、粒の固まりの位置によって袋の膨らみが均一ではないことがあります。
包材にしわが寄ると「やわか」ではピンホールが開き、空気が入ることでカビの問題が生じます。
そこで1つ1つ丁寧にローラーをかけて袋内の粒位置を均一化することにいたしました。
■お礼
お客様からたくさんのお声をいただき、日々改善に取り組んでおります。
今後とも安定して高品質な「うまか」「やわか」をお届けできるように努めてまいります。
皆様のご期待に沿えるよう邁進してまいりますので、これからも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
工場の様子